気仙沼市内の脇でギフトショップを営んでいた佐藤正典(ただのり)さん(69)は、東日本大震災で妻の陽子さん=当時(53)=を亡くした。2人は店舗で片付け作業…
あの日奪われた最愛の人を、片時も忘れられない人たちがいる。悲しみに暮れ、喪失感にさいなまれながらも、きょうを生きる。「あなたに伝えたい」。家族らの思いをつづる。