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救えた命(1)喜びと苦悩、重なる年月

 東日本大震災の津波で児童74人と教職員10人が犠牲となった宮城県石巻市大川小。児童23人の遺族が起こした訴訟は、原告勝訴の仙台高裁判決が確定して1年が過ぎた。「救えた命だった」。遺族の訴えは司法に認められたものの、わが子は帰らない。一人息子を失った原告遺族の軌跡をたどる。

 高さ3メートルの真新しい…

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