大飯原発設置許可取り消し判決に宮城知事「私の判断に誤りない」

東北電力女川原発

 村井嘉浩宮城県知事は7日の定例記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の設置許可を取り消した大阪地裁判決への受け止めを問われ、「他県の判決。発言は差し控えたい」とした上で、同じ許可を受けた東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働を認めた「地元同意」については「私の判断に誤りはなかった」と明言し、政府に伝えた同意を撤回しない考えを示した。
 4日の判決は、耐震設計の目安となる基準地震動(最大想定の揺れ)について、原子力規制委員会の審査の不備を指摘。設置許可を違法として取り消した。
 村井知事は、女川2号機の地元同意を検討する際、規制委の審査合格を判断基準の一つに挙げた。7日の会見では「私は素人。(規制委という)専門家の判断を優先するのは当然だ」と主張した。
 村井知事は今月予定する東京電力福島第1原発の視察で、廃炉作業や増え続ける処理水の保管状況を確認する方針。同意後となる訪問に「視察が(同意の)判断に影響しないと考えた」と述べた。
 国と県が来年2月、女川原発を対象に行う原子力防災訓練に関し「避難の車が滞留する道路や(住民が立ち寄る)退域時検査場所の訓練を見たい」と説明。重大事故時に計画通り避難できるかどうか、自らの目で確かめる意向を改めて強調した。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら
原発事故・放射線」

復興再興

あの日から

復興の歩み

第68回春季東北地区高校野球
宮城大会 組み合わせ表

先頭に戻る