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おくのほそ道編(18)山形/岩に巌(いわお)を重て/とうほくドローンeye

 <一見すべきよし>と世話になった尾花沢の人たちに勧められ、芭蕉は珍しく寄り道をした。羽州街道をしばらく南下した後、東の山々に分け入る。着いたのは宝珠山立石寺。

 日暮れまでまだ時間があるとみた芭蕉は、…