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「おくのほそ道編」(16)大崎/旅人稀(まれ)なる所/とうほくドローンeye

とうほくドローンeye/「おくのほそ道編」(16)大崎/旅人稀(まれ)なる所

 陸奥の旅を終えて出羽へ向かおうと、芭蕉主従は尿前(しとまえ)の関に差し掛かった。江戸をたって約2カ月が過ぎた夏の頃。関の跡は今、雪に包まれてひっそりとその足跡を伝えている。

 陸奥と出羽を隔てる奥羽山脈越えの道は、行き交う人もまれな山の中。役人に怪しまれ、やっとの思いで関を越える。

 山道を進むうちに…

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