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社説(12/12):組織罰導入の是非/本格的に議論すべき時期だ

 法人の事業活動で市民が重大事故に巻き込まれるたびに、刑事上の「組織罰」の制度化を求める声が上がる。しかし、その訴えが届く範囲は主に、同じ苦しみを経験した被害者遺族の一部にとどまる。国民が広く関心を持ち、議論を深めたい。

 記憶に刻まれる重大事故の事例として、JR福知山線脱線(2005年4月、兵庫県)…

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