国分町エリアの飲食店に午後10時までの時短要請 28日~1月11日 宮城県と仙台市、協力金60万円

東北最大の歓楽街、仙台市青葉区の国分町=(写真はイメージです)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、宮城県と仙台市は23日、東北最大の歓楽街、国分町(青葉区)周辺で酒類を提供する飲食店などに対し、年末年始の深夜帯の営業時間短縮を要請すると発表した。期間は28日~来年1月11日の午後10時~翌午前5時で、全面的に応じた店には協力金60万円を支給する。

 居酒屋やカラオケ店など酒類を提供する店舗全般と接待を伴う飲食店に求める。青葉区国分町2丁目と一番町4丁目の定禅寺通、広瀬通、東二番丁通、晩翠通に囲まれた区域が対象。

 県や市は飲食店が集中する東北最大の歓楽街に県内外から客が集中する可能性を懸念。県内では11月以降、接待を伴う店や酒類を提供する店でクラスター(感染者集団)が多発し、追加の対策が必要と判断した。

 県の新型コロナ感染症対策本部会議で方針を決めた村井嘉浩知事は、22日時点で県内の受け入れ可能病床の6割が埋まる現状に言及。「これまでにない危機的状況だ。踏み込んだ対策を取らざるを得ない」と理解を求めた。

 会議後、村井知事と記者会見に臨んだ郡和子市長は、県内の累計感染者の約3分の2が市内で確認されている状況を指摘。「収束の兆しが見えない今、飲食店には大変な負担をかけるが、ブレーキをかける局面だ」と訴えた。

 仙台市内の12月の新型コロナ感染発表は22日時点で355人。11月の1カ月分を既に上回った。

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