文化的成熟 後押しして/高浦康有(東北大大学院経済学研究科准教授)
1、2日の朝刊文化面の「鼎談『文化と行政の行方』」は、宮城県美術館(仙台市青葉区)の移転問題などを受けて企画されたのだろうが、美術館とまちづくり、市民と文化行政の関わりを考える上で示唆に富む内容であった。
1990年代半ば以降、各地の自治体において美術館への予算が縮小し、観光や地域経済の活性化に役…
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