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記者ログ(1/7):笑顔

 南相馬市鹿島区の慰霊碑に、毎春足を運んでいる。そこに刻まれた名前は「福島民友新聞 熊田由貴生」。東日本大震災の津波で亡くなった、唯一の報道関係者だ。

 11年前、相馬支局勤務時に知り合った。入社2年目の彼は、念願の外勤職場。爽やかな笑顔、そして生真面目な仕事ぶりに、こちらも大いに刺激を受けた。

 そし…

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