江戸時代の大名は渡り鳥のガン類に強い関心を持った。肉が美味だとして、秋に北方から飛来する「初雁(はつかり)」を幕府に献上した。一方、博物学の一環として鳥類を分類し、図鑑を作った大名もいた▼筆頭格は仙…