サッカーと融合「ビリッカー」普及目指す 山形・寒河江に東北初のコート

東北初の専用コートでビリッカーを実演する柴田さん

 ビリヤードとサッカーが融合したニュースポーツ「ビリッカー」の普及を目指し、山形県寒河江市の男性が奮闘している。市内に昨年7月、東北初の専用コートを開設。幅広い層が気軽に楽しめる。新型コロナウイルスの影響で運動する機会と場所が限られる中、「密」になりにくい競技として広く周知を図っている。

 ビリッカーはフランス発祥で、ルールはビリヤードと同じ。コートの大きさは縦3・6メートル、横6・6メートル。足でサッカーボールを蹴って色と数字の入ったボールをはじき、四隅など6カ所あるポケットにボールを先に全て入れた方が勝ちとなる。個人戦でもチーム戦でも楽しめる。

 コートは運営会社「プレイスポット・ファンプラス」の代表を務める柴田利(みのる)さん(45)が、市中心部の複合施設「フローラSAGAE」内に開設した。柴田さんは「性別や年代に関係なく対等に楽しめるのが魅力。ビリッカーを目的に多くの方に足を運んでもらうことで、地域を元気にしたい」と思いを語る。

 競技を始めたのは2017年。テレビ番組で取り上げられたのを見て、フットサルとビリヤードが趣味の柴田さんは「運命の出会いと感じた」。会社を設立してコートなど用具を購入し、18年から山形県内や宮城県などのイベントに出向いて実演を続けた。

 感染拡大後はマスク着用、手指消毒などを徹底して普及活動に当たる。「接触プレーがなく、安全に楽しめる。コロナ下の健康増進やストレス発散の機会として、学校や公民館、児童施設などでも活用してほしい」と期待する。

 仙台圏などで愛好者を増やして大会を開くのが目標だ。「ゆくゆくはサッカーのようにワールドカップを開きたい」と夢を描く。

 専用コートの利用料は最初の15分が高校生以上150円、中学生100円、小学生50円など。出前教室やコートの代理販売も受け付ける。連絡先は同社090(8924)0221。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る