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河北抄(3/22):名産の茶に喉を潤し、伝統の地酒に…

 名産の茶に喉を潤し、伝統の地酒に酔いしれる。夜更けまで続く宴。客人も迎える人たちも上機嫌だ。

 浅田次郎さんの小説『流人道中記』の一場面。幕末、蝦夷(えぞ)の松前藩に流罪となった旗本と護送役の見習与力…

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