ベガルタ・GK井岡 局面を変える正確なロングキック

 仙台大からの新加入は主力DFの蜂須賀以来10年ぶり。1対1の対応に自信を持つ22歳は「日本代表GKを輩出している仙台に入るのが一番いいと思った。愛される選手になりたい」と抱負を語る。

 仙台大時代はGKコーチが不在だった。高校で学んだことをベースに、自分で練習メニューを考え、実践した。「考えるのが当たり前になった。苦労はなかった」。筋力トレーニングは専属コーチの下で積極的に取り組み、局面を変える正確なロングキックという大きな武器を手にした。「身体能力の向上がサッカーにつながっていると思う」と振り返る。

 キャンプでは充実した毎日を送る。日本代表GKのシュミット・ダニエル(シントトロイデン、東北学院高-中大出)らを育てた石野コーチから学ぶことは多い。「一からのスタートで基礎から直されている。もっと早く教えを受けたかった」と目を輝かせる。

 プロのプレースピードに衝撃を受けながらも、目標は変わらない。「誰かを目指すのではなく、日本のトップのGKになりたい」。名伯楽の教えを貪欲に吸収し、J1のピッチに立つ日を心待ちにしている。(射浜大輔)

[井岡海都(いおか・かいと)]186センチ、79キロ。千葉・市船橋高で全国高校総体優勝を経験し、仙台大でも正GKとして活躍した。大学入学を機に自炊を始めて料理にはまり、特売品に合わせて献立を考えられるほどのレベルに達する。千葉県出身。背番号21。

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