ベガルタ・DF長倉 正確なロングパスで攻撃を組み立てる

DF長倉

 J3岐阜との契約更新後に仙台移籍の話があり、「成長するためにも、ぜひチャレンジしたい」と即答した。学生時代は進路に迷って就職活動も経験した24歳が、一度は諦めかけたJ1のピッチに立つチャンスを得た。サッカーに集中できる長期間のキャンプは初めてで、環境に感謝する。

 元々はボランチで、正確なロングパスなどで攻撃を組み立てる左サイドバック候補だが、キャンプではJ1のプレーの質の高さや判断の速さに直面。「常に集中しておかないと置いていかれてしまう」と語る。

 岐阜では監督交代を境に出番を失った。「プロとして生き残るためには監督の求めていることを表現しないといけないと学べた」と振り返る。「まだまだできることがいっぱいあると思う」と話し、競争を勝ち抜くために何が必要かを常に自問自答し、実践する。

 入団に当たり、法大の2学年上で元仙台の左サイドバック永戸(鹿島)が、周囲との会話のきっかけをつくってくれた。「『勝也(永戸)から聞いてるよ』って、いろいろな方に言っていただけた。最初は自分から話し掛けられないタイプなので、永戸さんの配慮は大きかった」。感謝を胸に、先輩と同じポジション奪取を目指す。(射浜大輔)

[長倉颯(ながくら・はやて)]177センチ、73キロ。法大では大学選手権優勝を経験し、2019年に岐阜へ加入。左サイドバックを中心にJ2で8試合、J3で3試合に出場した。「感情が動くような映像」を求めて、最近は韓国ドラマにはまっている。神奈川県出身。背番号24。

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