ベガルタ・FWマルティノス スピードに乗ったドリブル突破が武器

FWマルティノス

 横浜Mで2年、浦和で3年プレーしリーグでの戦い方に精通する。寒さの苦手なカリブ生まれの29歳は、手倉森監督の存在が決め手となり入団を決めた。「監督との話し合いで自分の起用法に納得した。目標は100ゴール100アシスト」とおどける。

 スピードを生かしたドリブルから、シュートや決定的なパスを供給できるサイドアタッカー。左右どちらのサイドにも対応できるのが強みだ。FKも得意で「状態が良ければ20本ぐらい蹴る」と、居残り練習でさらに精度を上げる。

 乳児期にキュラソーからオランダへ家族とともに移り住み、10歳のころにサッカーを始めた。道路のポールなどをゴールに見立て「ストリート」で技術を磨いた。オランダの年代別代表を務めたが、後にキュラソー代表を選択した。「不思議な感覚で両方とも故郷だ。人々がオープンで優しいから大好き」と思いを語る。

 元ブラジル代表FWロナウジーニョに強烈な憧れを抱く。「彼のプレーを見たら誰もが憧れる。あの素晴らしいドリブルは誰もまねできない。FKもしかり。全てにおいてパーフェクトだ」。ロナウジーニョについて語り始めると、言葉が熱を帯びる。(射浜大輔)

[マルティノス]183センチ、70キロ。16歳からオランダの年代別代表を経験し、2011年にプロデビューした。ルーマニアなどを経て来日し6年目。愛称は「マルちゃん」。だが、好きなのは鉄板焼きで、マルちゃんブランドの即席麺には手を付けていない。背番号20。

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