ベガルタ・FW赤崎 ビッグクラブで身に付けたゴールへの強い執念

FW赤崎

 仙台の躍進に不可欠な勝負強いストライカー。川崎から期限付き移籍した名古屋で昨季、多くが途中出場ながら21試合出場5得点と存在感を見せた。クラブの強化部から熱烈なオファーを受けて移籍を決断。「僕の特長をすごく理解してくれ、評価と期待を感じた」と喜ぶ。

 真価は早くも1次キャンプから発揮。右クロスに鋭く反応し、絶妙な動き出しでシュートに持ち込んだ。「形にこだわらず、ゴールをイメージしてどんな動きでもシュートに持っていくのが自分の特長。これから感触はもっと合ってくると思う」と手応えを口にする。

 ゴールへの強い執着心はビッグクラブで身に付けた。筑波大から2014年に加入した鹿島で曽ケ端、17年はG大阪で東口と日本代表を経験したGKを相手に技術を磨いた。「素晴らしいGKにどうやってゴールを決めるか取り組んだ結果」。名古屋では元ブラジル代表FWのジョーに「ボールを受けるタイミングや世界で戦う姿勢が勉強になった」と刺激を受けた。

 培った経験を仙台で生かす。今季の目標は「説明できるシュートを1年間で90本打つ」こと。偶発的でなく、ゴールを狙った意図を明確にすることがシュートの精度向上につながると考えている。「全体の3割となる20本くらいゴールを決めたい」と頼もしい。

 元バルセロナのクエンカらも加入。「いいメンバーがそろっている。このタイミングを逃してはいけない」。その一員としてゴールで上位進出へ貢献を目指す。(原口靖志)

[赤崎秀平(あかさき・しゅうへい)]174センチ、70キロ。鹿児島県出身。佐賀東高でストライカーとして頭角を現し、筑波大で当時の風間監督(前名古屋監督)の指導を受けて力を付けた。元仙台で札幌の中野は小学校から大学まで1学年下の後輩。「ライバルであり弟みたい」。背番号11。

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