ベガルタ熱結人 スタジアムDJ MiCさん サポーターと共に戦う

第14節福岡戦でアナウンスをするMiCさん(J1仙台提供)

 スタジアムDJのMiCさん(39)はユアスタ仙台の雰囲気づくり担当だ。「スタジアムでは選手とお客さんの両方が主役。喜怒哀楽を共有できる空気をみんなで築きたい」と語る。

 気持ちを込めたアナウンスを心掛ける。力が入るのは先発選手の発表。周囲の期待を代弁するような発声で場内の高揚を促す。

 昨年は新型コロナウイルス感染対策による無観客試合を経験。現在も観客が声援を送れない状況だ。「制限付きでもサポーターのエネルギーやぬくもり、存在感が生むスタジアムの雰囲気は無観客と全く違う。(アナウンスを)拍手や手拍子に乗せ、少しでも以前に近づけたい」と話す。

 東京都出身。小学生の頃に初めての一人旅で東北6県を巡り、その後も訪れる度に親しみが強くなった。「情熱的な日本一のサポーター」(MiCさん)が集うユアスタ仙台でDJを務めることに強い憧れを持ち、2019年に念願がかなった。

 楽しい思い出を演出する側の認識は働き始めて変わった。「サポーターに『一緒に戦う仲間』と言われ、とてもうれしかった。共に戦うため、自分の熱量をもっと高める必要があると思った」と振り返る。

 心が通い合うスタジアムの雰囲気をつくれる人になることが目標だ。「宮城の人の温かさや、無条件の愛を自分も持ちたい」。これからも一緒に戦い続ける。

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