八戸「三春屋」食品売り場を継続、40人再雇用へ リニューアルは延期

改装計画を発表した三春屋=八戸市

 百貨店「三春屋」(八戸市)の運営会社やまき三春屋(同)は3日、直営部分を大幅縮小してテナントを誘致するリニューアル計画を発表した。今秋の実施を延期し、来年3月30日の改装オープンを目指す。今月10日で終了を予定していた地下の直営食品売り場は営業を継続する。

 計画によると、1、2階を中心に婦人服などを展開する直営部分のスペースを現在の約6割に削減し、専門店に入居してもらう。2階に商品やサービスなどの情報を伝える大画面を備え、幅広い世代がくつろげるラウンジを開設。今秋から順次作業を進める。

 市内であった記者会見で土谷与志晴社長は「魅力あるテナントを誘致する。DX(デジタルトランスフォーメーション)も取り入れ、専門店と直営を融合させたハイブリッド百貨店を目指す」と述べた。

 新型コロナウイルスの影響などによる売り上げの落ち込みで、三春屋は一部の取引先に食品売り場の営業を終了すると伝えていた。全従業員約140人のうち、約90人に10日付での解雇を通知したが、食品売り場存続に伴い、約40人を再雇用する方針に転換した。

 三春屋は複合商業施設コンサルタント「やまき」(東京)が2019年、ダイエー子会社の百貨店「中合」(福島市)から事業譲渡を受け、やまき三春屋を設立して運営している。

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