PR

仙台四方よし「宣言企業」 丸幸自動車工業【PR】

 仙台市は売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」に、働き手よしを加えた「四方よし」を実践する地元企業を顕彰している。2020年1月からは、四方よし企業として積極的に取り組む「宣言企業」を募り、その普及を進めている。広がりをみせている四方よしの最前線を紹介する。

「社会のお役に立ちながら、事業を発展させていきたい」と語る丸幸自動車工業の阿部裕一社長

 「丸幸自動車工業」(仙台市宮城野区)は1955年の創業から半世紀以上にわたり、自動車整備を軸に、車両の販売・リース、保険の取り扱いなど自動車に関するさまざまな事業を展開している。

 同社の阿部裕一代表取締役社長が、近年力を入れているのが、介護・福祉施設での「福祉車両の無料安全教室」だ。

同社社員による福祉車両の無料安全教室

 電動リフトなど特別装備が付いた福祉車両に精通した整備士をはじめとする社員たちが施設を訪問。1時間ほどかけて車両の適切な使用方法などを丁寧に説明する。

 
 例えば、リフトが下がったまま故障してドアが閉まらず、車が動かせなくなるトラブルの場合、リフトやドアを手動で調整し、車を動かせるようにする手順を紹介することもある。受講者からは「習ってみて驚いた」「車の仕組みが分かる専門家ならではの教室だ」といった声が寄せられているという。

 2016年の教室開始以来、2021年9月までに13施設180人に対して講習を行った。講習後に事故発生率の低下や職員の意識向上といった効果が表れているという。

 教室を始めたきっかけは、経営理念である「社会のお役に立ちながら、事業の進展を図る」にある。同社が本格的に福祉車両を取り扱い始めた15年に、全国総合福祉車両協議会に加盟、勉強会に参加するなど、社員の技術と意識の向上を図り、翌年に教室をスタート。また、前社長(現会長)は、1948年生まれで70代。施設の高齢者たちの関わる車両事故は、決して他人事ではないとの思いもあった。

 
 「福祉車両を販売することから、さらに一歩進んで、地元整備工場だからこそできる、きめ細かな社会貢献を目指している」と阿部社長は話す。

保健師による健康指導。社員の健康維持活動に取り組む

 また、同社は「社員の健康と清潔な職場」を事業発展の前提条件として掲げ、社員の健康維持活動にも熱心に取り組む。

 全社員対象のインフルエンザ予防接種(無償)を行っているほか、健康診断結果に基づく保健師による健康指導、歩数計を使った社員の日々の歩数チェックなどを行っている。ほぼ全ての社員が予防接種を受け、2019-2020年シーズン以降のインフルエンザ感染者はゼロ。また、喫煙率は2016年の47.3%から2020年に27%に低下するなど健康指導の成果も出ている。

 創業66年目の同社が目指すのは、半世紀を超えて続く「100年企業」だ。阿部社長は「社会にとっての利益、社員の利益、企業の発展、すべてを考え、追求し、次の100年の節目を目指したい」と言葉に力を込める。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る