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記者ログ(10/7):マスターの言葉

 「あの時は何もできなかったから…」。仙台市宮城野区の喫茶店でマスターの話を聞きながら心の中でうなずいた。

 災害公営住宅で月1回のサロン活動「うたカフェ」に参加し、コーヒーを提供する西垣信彦さん(67)。東日本大震災当時は思うように被災者支援をできず、もどかしさを感じたという。

 「できることを何かし…

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