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これも笹かま&作り手は「こう食べる」 特集/笹かまにあ

缶詰やチップスでおいしく

Canささ 笹かまアヒージョ(武田の笹かまぼこ)
旅するかまぼこ(三陸フィッシュペースト)
あべかまチップス(阿部蒲鉾店)

Canささ 笹かまアヒージョ(武田の笹かまぼこ、980円)

 オリーブオイルがかまぼこの味わいを引き立てる笹かま缶詰。そのままでもおいしいが、スキレットやフライパンに開け温めるとさらに美味。「ゆず山椒風味」もある。常温で3年間保存可。
販売/仙台駅各売店、高速道路SA、道の駅、同社オンラインショップなど 問/塩釜本店TEL022-366-3355


旅するかまぼこ(三陸フィッシュペースト、3枚入り432円)

 旅のお供やお土産に常温で持ち歩ける。及善商店とかねせん(気仙沼)が共同で研究を重ね、保存料不使用で長期保存を実現した。味はプレーン、チーズ、牛タンの3種。
販売/及善蒲鉾店仙台駅店、かねせんオンラインショップなど
問/TEL0226-46-2048(及善商店内)


あべかまチップス(阿部蒲鉾店、300円)

 笹かまと同様に白身魚を使った、サクっと軽い食感にほんのり塩味のお魚チップス。6月の発売直後は品切れが続いた人気商品だ。もとはサッカーや野球ファンにおなじみのスタジアムグルメ。キッチンカーで揚げたてを提供していたが、コロナ禍で販売休止となり、袋菓子として生まれ変わった。
販売/阿部蒲鉾店各店 問/TEL0120-23-3156

「揚げると絶品」

 笹かまの作り手の皆さんから聞いた「私はこう食べる!」をまとめて紹介しよう。

 多いのはワサビ。ぴりりと爽快で魚肉の甘味が引き立つ。「ワサビマヨ」「タルタルソース」といったマヨネーズ派も。酸味や油が淡泊な味を引き立て、食欲をそそる。

 料理では「かき揚げや天ぷらが絶品だ」との声多数。笹かまは冷たいまま食べる印象が強いが、温めると素材のうま味がより感じられるのだ。作り手の「焼きたてが一番うまい」との声を追体験できるのがレンチン。500~600Wで20秒程度でOK。一度お試しを。

 他に「切れ目を入れ梅と大葉を挟む」「オリーブオイルと塩を掛ける」「うどんやそばの具として」「ピザソースとチーズをのせてオーブンで焼く」なども。知らなかった笹かまの一面が見えそうだ。

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Written by 関口幸希子
(河北ウイークリーせんだい 2021年12月2日号掲載)

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