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<東北の本棚>封建制の崩壊浮き彫り

家中・足軽の幕末変革記 支倉 清、支倉紀代美 著

 仙台藩の下級武士が残した江戸時代の農村の記録を掘り起こした。1830年代の天保の大飢饉(ききん)で打撃を受けた貧しい農民は土地を手放して借金を整理するしかなくなり、富裕農民への土地集中が加速した。封建社会の身分秩序が底辺から崩壊するさまを浮き彫りにし…

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