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フランスワインを気軽に びすとろジョバン【特集】壱弐参横丁でちょい旅気分

 コロナ禍で飲み会にも旅行にも気軽に行けないけれど、たまには非日常を楽しみたいもの。多種多様な飲食店が立ち並ぶ壱弐参横丁(青葉区一番町)で、他県や海外の料理を味わえる店を訪ねた。仙台にいながら旅の気分に浸れるかな!?

ハーフサイズが充実 本場で覚えた味も反映

来店はこの日で3回目という女性(右)は、1カ月ほど前に転勤で仙台に来たばかり。「居心地が良くてすっかり気に入りました」

 「地方によって味が異なり、バリエーション豊富なのがフランスワインの魅力」と語るのは、店主でソムリエの神勝(じん・まさる)さん。ホテルなどで料理の腕を磨き、2002年、青葉区国分町に「びすとろジョバン」を開いた。壱弐参横丁に移転したのは17年。接待などでの利用が多かった国分町時代に比べ「気軽にワインを飲みたいという方の来店が増え、より日常使いしやすい『ビストロ』らしさが強まりました」と話す。

 1階にカウンター席、2階にテーブル席を設ける。産地や味の特徴の異なるグラスワインを毎日6、7種セレクト。より試しやすいハーフ量も提供する。その味を引き立てる料理は食事系から軽食系、自家製デザートまで多種多様。本場フランスのビストロを食べ歩いて覚えた味も反映し、一人客が気軽につまめる「ハーフサイズ」も充実させている。

一人でも注文しやすいハーフサイズの前菜盛り合わせ

・前菜盛り合わせ(キッシュ、ラ・ペ、ラタトゥユなど)…1300円(ハーフ750円)
・グラスワイン…600円から(ハーフ300円から)
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仙台市青葉区一番町2-3-30
TEL022-226-8832
営/17:30~LO23:00
休/月曜、臨時休あり
喫煙/不可

カウンターのそばに置かれた本や雑誌。自由に読みながらくつろげる
店外のメニューボードには神さんの好きな言葉や格言が書かれている

(河北ウイークリーせんだい 2022年3月24日号掲載)

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