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デスク日誌(4/2):西尾先生

 2012年の春は町じゅうに土ぼこりが漂っていた。東日本大震災のがれき処理が本格化する頃だった。立ちすくむ現場を横目に、復興は集権的に押し進められようとしていた。

 「だからこそ西尾勝先生に教えを請いたい」と東北自治体学会が発足したのもこの頃だった。富谷市の東北自治総合センターで1泊2日、計10時間の…

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