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<東北の本棚>100年の視点で災禍詠む

ナラティブ 梶原さい子 著

 結社「塔短歌会」の選者で、現代短歌評論の受賞歴もある歌人の第4歌集。東日本大震災前後を詠んだ葛原妙子賞歌集「リアス/椿」以来、6年ぶりとなる。2014~18年の456首を収めた。気仙沼市の早馬神社の生家は被災。決して元に戻ることのない生活を静かに詠む。

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