閉じる

盛り土に沈む遺構(岩手・陸前高田)

空から見た復興のかたち(6)

 盛り土が敷き詰められた一帯に、3階建てのビルがぽつりと残る。近くの山から運ばれ、積まれた土砂の高さは約2メートル。辺りが四角く囲われ、逆に沈んでしまったように見える。

 個人で保存する「米沢商会ビル」は元々、陸前高田市の中心部にあった。東日本大震災で津波が押し寄せ、当時の…

関連リンク

最新写真特集