東北楽天、カード初戦10連敗中 好投手の攻略に苦しむ

 東北楽天は3連戦の初戦が取れず苦しんでいる。5月10日のロッテ戦で田中将が完封勝利を挙げたのが最後で、次カードの西武戦から10カード連続で初戦に黒星を喫している。田中将も5連敗中と波に乗れない。どの球団も主戦級の投手をぶつけてくる事情があり、厳しい戦いを強いられている。

きょうは則本、頼むぞエース

 17日のソフトバンク戦で、田中将が国内では自己ワーストタイの7失点で6敗目を喫した。エース千賀から六回までに4点を奪っていただけに、痛い黒星となった。

 石井監督は「各球団、カード頭が大事だから、安定した投球や勝つ確率を上げる投手を出してくる」と説明する。打線はこの間、高橋(西武)や田嶋(オリックス)、西勇(阪神)ら好投手を攻略できなかった。10敗のうち、零敗が4度で1試合平均1・2得点。先発投手に全て黒星が付き、常に追いかける展開を強いられた。

 石井監督は「ある程度、のるかそるかのゲームはできている。そこでもう一つ、越えられない」ともどかしさを募らせる。3点差以内で敗れたのが7度あり、競り合いには持ち込めている。

 東北楽天は今季、3連戦を18カード消化し、白星発進したのが6カード。そのうち5度が勝ち越しだった。黒星が先行した12カードのうち、勝ち越せたのは4度だった。初戦を取ったチームが有利な状況がうかがえる。

 雨による延期などで2連戦となったのが4度。そのうち、3度は初戦で白星を収め、そのまま連勝した。21日からは秋田と盛岡で日本ハムを迎えての2連戦。先発予定の則本は「自分のやれることをしっかりとやれば、チームが勝つチャンスは増えると思う。気負うことなく普段通りにできれば」と自然体で臨む。エースの力投で流れを引き寄せたい。(剣持雄治)

12日の巨人戦で通算100勝を達成した東北楽天先発の則本
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