ベガルタ惜敗、天皇杯16強逃す

仙台―C大阪 前半42分、右CKからC大阪・マテイ・ヨニッチ(左から2人目)に勝ち越しのゴールを許すGK杉本ら仙台の選手(小林一成撮影)

 サッカーの第102回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は22日、仙台市のユアスタ仙台などで3回戦16試合が行われ、J2仙台はJ1C大阪に2-3で敗れた。

 仙台は点の取り合いに敗れた。1-1の前半42分、C大阪のCKからヨニッチに押し込まれて勝ち越され、後半5分に追加点を許した。立ち上がりに加藤のシュートで先制。後半、鎌田の得点で1点差に迫り終盤は猛攻を仕掛けたが、逃げ切りを許した。
▽3回戦(ユアスタ)
C大阪(J1) 3―2 仙台(J2)
▽得点者 【C】ブルーノメンデス、マテイヨニッチ、ジェアンパトリッキ【仙】加藤、鎌田

最後まで攻め貫く

 仙台は引いて守ることなく最後まで積極的な攻めの姿勢を貫き、終盤は波状攻撃で相手ゴールを脅かした。原崎監督は「攻撃に関して言えば良かったシーンが多かった。できた部分は評価しながら大事なところを高めていく」と語った。

 前半6分、ドリブル突破した大曽根がシュートを放ち、こぼれ球を加藤が落ち着いて決め先制。加藤は14分にも右サイドからドリブルで長駆しポスト直撃のシュートを放った。

 J1で上位を争うC大阪は、要所に主力級の選手を置く。控え組中心の仙台が劣勢に回るのは仕方がないが、果敢に前に攻めた。2点を追う後半17分、鎌田がゴール右上に蹴り込んで追い上げムードを高めた。鎌田は「ゴール前でやれることはJ1でも通用する」と手応えを口にした。

 「内容を気にして萎縮していくのが怖い。今は伸び伸びとやるほうが大事」。リーグ前半戦を終えベテランの遠藤が話していた言葉を、選手は体現し続けた。1月に大けがを負った蜂須賀も復帰した。3失点の反省材料はあるが、無駄な敗戦にはならないはずだ。

 天皇杯への挑戦は終わり、25日には山形戦が控える。「思い切ってプレーしようとして、それが出せたのは良かった」と加藤。気持ちを切り替えリーグ戦に集中する。(射浜大輔)

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