土台つくれず悪夢の大失速<J1霧散 ベガルタ仙台2022検証(上)再現性>
J2仙台が1年でのJ1復帰を逃した。シーズン前半を2位で折り返しながら、終わってみれば7位。J1参入プレーオフにも進めなかった。原崎前監督は9月に解任され、後任の伊藤新監督に立て直す時間はなかった。何が失敗だったのか。大失速した悪夢のようなシーズンを振り返る。(射浜大輔、佐藤夏樹)
戦術か、即興か
6月、仙台の失速が始まった。ボールがテンポ良くつながらず、攻撃の時間が延びない。4戦未勝利。原崎前監督の掲げた、ボールを保持して試合を支配するサッカーとはほど遠い。
このまま戦術を忠実に遂行していくべきか…
関連リンク
- ・もがく指揮官、迷走<J1霧散 ベガルタ仙台2022検証(中)袋小路>
- ・ベガルタ、伊藤彰監督が来季も続投
- ・ベガルタ仙台、J1復帰逃す 最終節、秋田と無得点ドロー
- ・J2仙台、J1参入PO進出ならず 秋田と0―0で引き分け
- ・ベガルタ勝つしかない 最終節のきょう(23日)アウェーで秋田と激突