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<共に歩もう 東日本大震災12年>仲間との交流 財産 渡部キイ子さん(63)

 東京電力福島第1原発で約40年間、事務の仕事をしていました。生まれ育った大熊町の発展と廃炉を見届けたいとの思いで町に住み、1年半前から町の交流施設「linkる大熊」で働いています。

 原発事故前まで過ごした自宅は現在、除染土を保管している中間貯蔵施設内にあります。幼い頃を過ごした家も津波で流されまし…

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