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生きているだけでいい 震災10年後の宮城舞台、映画「有り、触れた、未来」

 東日本大震災から10年後の宮城を舞台に「命」とは何かを問う自主製作映画「有り、触れた、未来」が、3月3日から宮城県内で先行上映される。公開に先立ち、山本透監督(53)らが河北新報社を訪れ、作品に込めた思いなどを語った。(野村哲郎)

山本透監督が「命」問う

●真実紡ぐ群像劇

 「有り、触れた-」は群像劇。…

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