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仙台明邦産業が自己破産申請へ 通信資材卸売業、負債5億8000万円

仙台の街並み(画像を加工しています)

 通信資材卸売業の仙台明邦産業(仙台市宮城野区)は16日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク仙台支店によると、負債額は5億8000万円。

 1974年設立。東北6県を中心に防災無線やケーブルテレビ設備に関する各種資材を販売し、2011年の年売上高は10億8500万円を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大で関連工事が遅れる結果、資材も受注が先送りされるなどして売り上げが減少。資金繰りが行き詰まり、事業継続を断念した。

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