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青森知事選 立民、独自候補擁立を断念 自主投票へ、政党対決薄まる

 任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、立憲民主党県連は18日、青森市内で常任幹事会を開き、独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。党地方議員の多くは立候補を予定する青森市長の小野寺晃彦(47)、前むつ市長の宮下宗一郎(43)両氏いずれかの支援に回るとみられる。

田名部代表を推す声も

独自候補の擁立を断念し、自主投票としたことを明らかにした田名部代表(中央)=18日、青森市

 代表の田名部匡代参院議員は記者会見で「独自候補擁立をぎりぎりまで模索し、支持者の期待に応えたかったが、具体名を出せる状況にはない。時間をかけて何とかなるものではないと判断した」と強調。「いろいろな思いを尊重するには自主投票が良いということになった」と述べた。

 統一地方選を控え、県連が知事選に対するスタンスを明確にする必要性に迫られていた。「早く決断して、選挙に集中したいという思いに応える必要があった。ここがタイムリミットだった」と明かした。

 旧民主党時代の2011年の知事選に元県議を推薦して以来、独自候補を立てておらず、「期待してくれているみなさんにおわびしたい」と陳謝した。その上で「統一選などで仲間を増やし、足腰を強くしていくことが大事だ」と語った。

 県連内には主戦論を唱え、田名部代表を推す声もあった。升田世喜男代表代行は「県連で戦える可能性があるのは田名部代表しかいないが、貴重な国会議員だ。中央での活躍の場もあり、擁立には至らない」と説明した。

 小野寺、宮下両氏が推薦願を提出していた自民、公明両党の県組織は、3月上旬までに自主投票を決定。立民の対応が決まったことで、政党対決の色合いは薄まった。自身の対応を問われた田名部代表は「周囲のみなさんと話をしたい。今の段階で言及するつもりはない」と明言を避けた。

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