閉じる

若手2人競り人デビュー 仙台・中央卸売市場「早く一人前に」

競り人としてデビューした早坂さん(中央)

 仙台市中央卸売市場(若林区)で1日、水産卸「仙台水産」(同)の若手社員2人が競り人としてデビューを果たした。「市民の台所」を預かる競り人として心を引き締めた。

 2人は共に入社3年目の遠藤祐さん(24)と早坂拓朗さん(24)。仲買人約20人が買値を示す指を目で追いながら、最も高値を出す仲買人の番号を呼び、競りを成立させた。

 競り人になるには2年間の市場などでの業務経験と登録試験の合格が必要。遠藤さんと早坂さんは2021年春の入社以降、市場での魚並べや仲買人の対応などの経験を積んできた。

 仙台水産の競り人は71人。2人は「先輩のようにテンポの良いかけ合いができるようになって、早く一人前と認められたい」と意気込みを語った。

関連リンク

関連タグ

最新写真特集