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津波被害から再生のハマボウフウ広がる 宮城・山元

 東日本大震災前まで県南沿岸部に群生し、津波で壊滅状態となったセリ科の希少植物ハマボウフウが、山元町花釜地区の海岸で白い花を咲かせている。植生の再生に取り組む同地区元住民の渡辺修次さん(71)は「花がたくさん咲けば多くの種が浜に落ち、株がさらに広がる」と喜ぶ。見頃は6月下旬までという。

 震災前からハ…

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