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強制不妊調査報告書 教訓を救済と差別根絶に 社説(6/20)

 決して十分な調査とは言えなくとも、国策による深刻な人権侵害の一端が公式に確認された意義は大きい。政府、国会は責任の重さを直視し、早急に被害実態に見合う救済を図らなくてはならない。

 報告書は人々の心に潜む偏見や差別がもっともらしい法律に裏付けられたとき、社会が冷静な理性を失いがちになることも教えてい…

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