河北抄(6/20):不意に水が飛んでくる。怒号のようなせりふ…
不意に水が飛んでくる。怒号のようなせりふと共に、汗か唾液か分からない謎の液体も散り、ライトの光に照らされて弧を描く。ぎゅうぎゅう詰めの圧迫感。客席に居ること自体、苦痛に感じた。
仙台市青葉区の西公園に、こつぜんと出現した「紅(あか)テント」の密な空間は、30年近く前とはいえ、いまも記憶に焼き付いて…
関連リンク
- ・河北抄(6/19):第169回芥川賞と直木賞の候補作が決まっ…
- ・河北抄(6/17):仙台市の社会福祉士松田彩絵(さえ)さん(…
- ・河北抄(6/16):キャリーバッグを引きながら歩く観光客が、…
- ・河北抄(6/15):会社近くのバーでスウェーデン人男性と出会…
- ・河北抄(6/14):あの日は仙台市中学総体の開幕日だった。保…