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「仙台五大祭り」をビジネス視点でサポート【PR】

 仙台市では、交流人口ビジネスの優良事例やアイデアを表彰する「仙台市交流人口ビジネスコンテスト」を開催しています。令和4年度に開催した第4回のコンテストにおいて応募総数43事業の中から大賞、優秀賞、特別賞を受賞した取り組みやアイデアを紹介します。

アイデア部門 特別賞 「一般社団法人ヒューマン・ネットワーク仙台」

 第4回仙台市交流人口ビジネスコンテスト、アイデア部門特別賞を受賞したのは、一般社団法人ヒューマン・ネットワーク仙台の「SENDAI CITY PLEASURE PASSPORT」というプロジェクト。仙台市で開催される主要な5つのお祭りの経営をサポートする他、仙台市をより楽しむためのデジタルクーポンパスポートを発行するという計画だ。

一般社団法人ヒューマン・ネットワーク仙台のメンバー

 「みちのくYOSAKOIまつりの運営に関わり、その経営の難しさ、厳しさを知った」と語るのは、一般社団法人ヒューマン・ネットワーク仙台の代表理事であり、一般社団法人東北ニュービジネス協議会(TNB)のビジネスコンサルティング・プロモーション部会長の鈴木平一さん。東北ニュービジネス協議会がみちのくYOSAKOIまつりの後援団体だったこと、そして鈴木さんが仙台リビング新聞社に在籍していた当時、草創期であったみちのくYOSAKOIまつりに関わったご縁もあり、2022年度の第25回みちのくYOSAKOIまつりの事務局長を委託されたことがこの計画の契機となった。

 経営が厳しいのはみちのくYOSAKOIまつりに限らない。仙台・青葉まつり、仙台七夕まつりなど、仙台市を代表する大きな祭りの数々は、仙台市の補助があるとはいえ、どれも予算の確保が厳しいのが現状だ。「それでも、祭りの集客自体はとても多い。経営の厳しさから維持・継続が難しいとなると損失も大きくなる。これらのお祭りをもっと上手く活用、運用できないか」と考えたのが、このプロジェクトを考案するきっかけのひとつだ。

SENDAI CITY PLEASURE PASSPORTの電子クーポン

 仙台市内で開催される祭りの中でも特に規模の大きい、仙台・青葉まつり、仙台七夕まつり、定禅寺ストリートジャズフェスティバル、SENDAI光のページェント、そしてみちのくYOSAKOIまつりを仙台五大祭りと位置づけた。これらの仙台五大祭りを維持・存続させ、また仙台市の魅力を県外にも発信していく策として、「SENDAI CITY PLEASURE PASSPORT」という有料の電子クーポンを発行する計画を考案した。地元仙台市のITベンチャー企業スマイリード株式会社が開発したスマートフォンアプリ「matakite(またきて)」を活用し、ユーザーはもちろん店舗側も気軽にクーポンを導入できる環境を整える用意もできている。

プロジェクトの構想を練るヒューマン・ネットワーク仙台のメンバー

 スマイリード株式会社は仙台市のITベンチャー企業だ。「仙台発のベンチャー企業が独自に開発したアプリを活かすことも企画の骨子」と語る鈴木さん。地域振興への強い思いが高く評価された計画となった。

仙台市交流人口ビジネスコンテスト WEBページ

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