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河北抄(6/28):京都の新聞社には「寺回り」と呼ばれる宗教…

 京都の新聞社には「寺回り」と呼ばれる宗教と大学の担当がある。新興の新日本新聞と、1948年6月に転職した産経新聞京都支局で寺回りをしていたのが、後に作家となる司馬遼太郎である。

 『新聞記者 司馬遼太郎』によると、寺回り時代に特ダネをものにした。「近畿地方に近く大地震があるかもしれない」という近畿地…

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