4月から仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務める太田弦さん(29)を取材した際、学校訪問コンサートのオーケストラ側の意義を教えられた。声をかけられた若手指揮者は自分をオケに売り込む機会、オケは次の指揮者候補を見極める場なのだという。
短期間でほぼ初対面のオケを把握し、よい音を引き出す。会場は体…