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河北春秋(10/13):昔、ある将棋の名人が名を秘して素人と将棋…

 昔、ある将棋の名人が名を秘して素人と将棋を指した。盤面が救い難いほど悪化し、名人がやおら名を語ったところ、急に相手が弱くなり勝ちを手にした。勝負事における「平常心」の大切さを物語る▼元棋聖の内藤国雄さんがエッセー『真剣勝負』で紹介していた。「負けても死ぬるわけでない」。升田幸三(実力制第4代名人)…

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