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盛岡の児童文学作家 柏葉幸子さん「人魚姫の町」

故郷の温かさ丁寧に伝える 被災少年の心の成長を描く

 東日本大震災で家族を失い、東北を後にした少年は9年後、故郷を訪れ、不思議な少女と出会って冒険に巻き込まれる。盛岡市の児童文学作家柏葉幸子さん(70)の新作小説「人魚姫の町」は、少年の心の成長を通じ、故郷の温かさや物事を願い続ける意義、心の通い合いを…

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