閉じる

河北抄(11/10):植え込みのある土手が、かつて社会から隔絶…

 植え込みのある土手が、かつて社会から隔絶された施設の象徴に思えた。名称は「衛生非衛生境界」。登米市の国立ハンセン病療養所東北新生園の正門近くに設けられ、一部が残る。

 「入所者に対し、職員が働く建物への立ち入りを制限するために設けたそうです」と案内役の職員熊谷信裕さん(52)。「畑仕事を手伝うなど近…

関連リンク