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宮城・栗原の郷土史を独自の視点で読み解く 元教員の狩野さんが研究成果を出版 自分史もつづる

 郷土研究に励む栗原市栗駒岩ケ崎の狩野忠志さん(89)が、地元の歴史を調べた成果などを冊子「知られざる東北古代史を探る」にまとめ、自費出版した。

 B5判、150ページの4章構成。奈良時代の太政大臣藤原仲麻呂と、栗原市築館城生野(じょうの)地区にあった蝦夷政策の重要拠点「伊治城」との関わりなどを独自の…

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