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東北楽天・銀次が現役引退 歴代最長18年在籍 13年日本一の立役者

日本ハム戦でサヨナラ四球を選び、拳を上げて喜ぶ銀次 (川村公俊撮影)=2022年

 プロ野球東北楽天の銀次内野手(35)=本名・赤見内銀次=が今季限りで現役を引退する意向であることが21日、分かった。東北楽天一筋、プロ18年目のベテランは今後、球団に残る見通し。

 銀次は岩手・盛岡中央高から2006年、高校生ドラフト3巡目で東北楽天に入団した。巧みなバットコントロールを生かした打撃を武器に、12年に1軍に定着。13年にはリーグ4位の打率3割1分7厘をマークし、主力として球団初のリーグ優勝、日本一に貢献した。今季は9月22日に1軍に初昇格。同25日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)で代打で登場し、決勝打を放った。

 銀次は岩手県普代村出身。選手として在籍18年はチーム歴代最長だった。

 通算成績は1240試合出場、打率2割9分、28本塁打、471打点。生え抜きで最多の1239安打を放った。

日本シリーズを制覇し、うれし泣きする銀次の頭をなでる星野監督=2013年11月3日

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