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天保そば、復興交流つなぐ 福島・大熊由来 山形で栽培

 福島県大熊町で見つかった江戸時代のソバの実を発芽させた「幻の天保そば」を、栽培を続ける山形県のそば店主らが東京電力福島第1原発事故で全町避難を余儀なくされた大熊町民に振る舞う交流行事が今年、10年目を迎えた。厄災を乗り越え、小さな実が被災地との交流をつなぐ。

被災者招き「古里の味」

 ソバの実は199…

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