阪神・山田脩也選手(仙台育英高)インタビュー前編 甲子園優勝校の重圧…「主将やめたい」時を支えた須江航監督のエール
プロ野球阪神タイガースからドラフト3位で指名を受けた仙台育英高の山田脩也内野手(18)が、河北新報のインタビューに応じ、主将として王者・仙台育英をけん引した1年間を振り返りました。
2022年夏の全国選手権大会で「優勝旗の白河越え」を果たし、23年も準優勝。2年連続で夏の甲子園決勝戦の舞台を踏むという偉業を成し遂げる中心人物が、山田選手でした。ただ、主将として先頭に立つようになってからの1年間は「つらいことしかなかった」と語ります。
勝利を義務づけられる王者の称号は次第に重圧と変わっていったといいます。そして、新チームには、どこか一枚岩になれない微妙な空気感も漂い始めました。リーダー役としての限界を感じた山田選手は就任から程なく「主将を辞めさせてほしい」と須江航監督に申し出ます。その時、指揮官が返した言葉は山田選手にとって大きなエールとなりました。
山田選手がプロへと至る道のりを振り返った言葉の数々。阪神の一員として歩み始める今、完全保存版としてお届けします。(スポーツ部・島形桜、編集局コンテンツセンター・金野正之)
取材していて、リーダーとしての姿…
関連リンク
- ・阪神・山田脩也選手(仙台育英高)インタビュー後編 宮城が生んだ虎の星、プロの将来展望、理想の家族観…18歳の素顔をたっぷりと
- ・「また甲子園でプレーできることは運命」仙台育英の山田脩也主将、阪神からドラフト3位指名
- ・仙台育英4選手超ロングインタビュー 今振り返る甲子園とU-18W杯 あの試合、あの場面、率直な思い
- ・仙台育英・須江監督、ドラフト指名逃した仁田投手へ送った「今日は終わりでなくスタート」
- ・中野、木浪に仙台育英・山田脩也も? 実は阪神が12球団最多の東北出身選手を、アマ時代の秘蔵写真で