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河北春秋(3/14):寺山修司の詩『けむり』は<ことばで一羽の…

 寺山修司の詩『けむり』は<ことばで一羽の鷗(かもめ)を撃ち落とすことができるか>で始まり、<私はかなしくなるとけむりを見ている>で終わる。詩人が短詩に託したメッセージは何だろう、とふと考える▼言葉は凶器にもなりうる。詩人は同時に「薬でなければならない」と説く。誹謗(ひぼう)中傷の見本市と化した交流…

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