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<凜と生きて エッセイスト大石邦子さんの世界 「支える」(下)>

震災・闘病 共感のエール

◆母の姿と重なる

 「親にとって、子どもが生きていてくれるだけでいい」

 車いす生活で執筆を続ける福島県会津美里町のエッセイスト大石邦子さん(81)は、寝たきりになって絶望した時、自分の親が言ったのと同じ言葉を口にしたある女性を忘れられない。気仙沼市に住んでいた菊田勝子さん。東日

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