病院再編の基本合意は新年度へ持ち越し 十分に検討せず、移転を打ち出したツケだ<記者解説>
【解説】宮城県立精神医療センター(宮城県名取市)と東北労災病院(仙台市青葉区)の移転合築に向けた基本合意が新年度に持ち越される。目標だった年度内の合意がかなわなかったのは、県が再編後の精神科医療について十分な検討をしないままに移転を打ち出したツケだと言える。
県は2021年に4病院再編構想を発表し…
関連リンク
- ・病院再編の基本合意持ち越し 当事者団体「心身の負担増す」 関係自治体は県の姿勢に理解
- ・日赤「経営厳しい」 4病院再編で初の住民説明会、住民からは不満
- ・宮城県精神医療センターと東北労災病院、富谷移転合意新年度に持ち越し
- ・4病院再編 与党県議「県民への説明を丁寧に」 仙台市選出の15人が宮城知事に要望書
- ・4病院再編「宮城県と仙台市が丁寧に協議を」 武見敬三厚労相が衆院予算委で見解